2歳の頃から子役として活躍している
神木隆之助さん。
2021年現在は27歳。
俳優業のみならず、声優としても高い評価を得ていますね。
「君の名は。」の瀧くん役がとても有名ですが、
子役時代から声優としてのキャリアを積んでいました。
特にスタジオジブリでは
5作品
に出演!!
出演のたびに成長していく神木隆之介さんが見られます。
今回はジブリ作品と共に成長していく神木隆之助さんにスポットを当て、記事を書いてみました。
神木隆之介はジブリと共に成長!声優としての軌跡をジブリ5作品でチェック!
神木隆之介さんの声優映画として有名なのは「君の名は。」ですね。
当時23歳の神木さん。
しかし、この作品の前に声優として出演しているジブリ映画が
なんと5作品!!
もあるんです。
その5つはこちら↓
2001
千と千尋の神隠し 坊(8歳)
2003
キリクと魔女 キリク(10歳)
2004
ハウルの動く城 マルクル(11歳)
2006
星を買った日 ノナ(13歳)
2010
借りぐらしのアリエッティ 翔(17歳)
※( )内は神木さんの年齢
演じている役も少しずつ大きくなってくるので、成長を感じますね。
5作品目の「翔役」を決める時、
「また神木隆之助くんを使うの…?」
と周囲のスタッフは思ったようですが、プロデューサーの鈴木敏夫さんが
翔の役はすごく複雑で、それをやってくれるとしたら、やっぱり隆くん(神木さん)だと思って、このキャスティングは決めました。
とにかく上手いんだから仕方ない!
と絶賛したそうです。
いくつもの作品を重ね、確固たる信頼を得ているのですね。
神木さんも5作品目の撮影時に、スタジオの雰囲気をこんな風に語っています。
皆さんの温かい雰囲気は変わらなかったので、まるで親せきの家にいるような感じでした。
神木さんにとっても、通い慣れたスタジオは慣れ親しんだ「親せきの家」なんですね。
そんな関係性がとても温かいですね。
神木隆之介はジブリと共に成長!声優としての軌跡を作品ごとにチェック!
神木隆之介さんが出演したジブリ作品を1つ1つみていきましょう。
2001 千と千尋の神隠し
当時8歳の神木さん。
この作品では巨大な赤ちゃん「坊」を演じています。
当時はオーディションで、神木さんはオーディションのことを
自分で声を送った。
お母さんが(主人公の)千尋役をやってくれて…。
と振り返っています。
当時の声はこちら↓
もうかわいいとしか言いようがないですね。
ネズミの「チュー」もかわいすぎます。
当時を振り返り、
当時の年の地声でやらせていただいたんで、ジブリをやる時は、声を低く変えようとか、高く変えようとか思わずに、地の声っていうのがジブリ映画ならではなのかなと思う。
と自然体で作品に挑んでいたことを明かしていました。
2003 キリクと魔女
当時10歳の神木さん。
この作品はもともとフランスで大ヒットした国際アニメーション映画。
日本語版が2003年にスタジオジブリで製作されました。
神木さんは主人公「キリク」の幼少期を演じています。
公開アフレコの動画はこちら↓
まだまだ小さな男の子。
あどけなさが残りますが、きちんと「声」に感情がこもっているのがすごいですね。
2004 ハウルの動く城
当時11歳の神木さん。
この作品では魔法使いハウルの弟子「マルクル」を演じています。
マルクルは少年ですが、時に老人に化ける役。
老人の声はこちら↓
子供が化けた老人の声…可愛いですね。
ハウルを演じた木村拓也さんも
「待たれよ。」って、かわいいな〜って。
とコメントしていました。
2006 星を買った日
当時の神木さんは13歳。
この作品はジブリの森美術館で放映されている短編映画。
「ノナ」という男の子を演じています。
この作品は、ハウルの動く城の「ハウル」の幼少期を描いた作品です。
こちらは残念ながら動画が見当たりませんでした。
美術館で今も放映されている作品なので、気になる方はぜひ美術館へ。
2010 借りぐらしのアリエッティ
当時17歳の神木さん。
この作品では病弱な男の子「翔」を演じています。
ジブリ作品5本目!!
鈴木プロデューサー絶賛の冒頭のナレーションはこちら↓
落ち着いた優しい声ですね。
そしてどこか寂しさも感じる…流石ですね!
神木隆之介はジブリと共に成長!その後の声優作品は?
ジブリ作品後の劇場アニメ出演作はこちら。
2016 君の名は。(23歳)
2017 メアリと魔女の花 ピーター(24歳)
こちらも1つ1つ動画を見ていきましょう。
2016 君の名は。
新海誠監督の大人気アニメーション映画、
君の名は。
当時23歳の神木さん。
この作品では主人公「翔」を演じています。
ジブリ映画では自然体で演じていた神木さん。
君の名は。の時は、
めっちゃ研究しました。
発した言葉の中に入っている息の量でも表現って変わる。(息を)抜くのかとか、最初から出してカッて入っていくのかとか…。
と「声」にとてもこだわったことを明かしていました。
この作品では、神木さんと上白石萌音さんのダブル主演も話題になりましたね。
2017 メアリと魔女の花
スタジオジブリのスッタフが解体され、新しく作られたスタジオポノック製作の長編アニメ。
当時24歳の神木さん。
少年ピーター(12歳)の役を演じています。
この作品では実年齢よりもかなり若い少年を演じています。
爽やかな少年の声がとても素敵ですね!!
神木隆之助はアニメ好き!!作品への愛が声の演技も輝かす!?
神木隆之助さんはアニメ以外にも声のお仕事をされています。
しかし、実写映画の吹き替え作品よりもアニメ映画の声優作品の方が
2倍くらい多い!
そして、それは神木さんが
大のアニメ好き♡
ということが影響しているのかもしれませんね。
神木さんもアニメに出演することを
僕はアニメが大好きなんですけど、大好きな世界に行かせてもらっているというリスペクトのスタンスです。
と語っています。
「君に名は。」の出演が決まっ時もとても嬉しかったとインタビューで語っています。
もともと新海誠監督のアニメファンだったんですね。
ファンである自分が作品の声を演じることについて、
好きな役を追求できる興味とエネルギーが自分にあることがよかったと思っています。
と答えています。
1つ1つのキャラクターを深く知ろうという
オタク気質
が、役をリアルに演じる助けとなっているのでしょうね。
まとめ
声優としても高い評判を得ている
神木隆之介さん。
その原点はジブリ作品!
5つのジブリ作品と共に成長しキャリアを積んできたんですね。
今後の声優作品にも注目ですね!